独立・開業しやすい資格はあるのか?種類や自分に合った取得すべき資格の考え方
「独立や開業を目指す場合は、資格を取らないといけないのだろうか」
「どのような資格であれば、独立や開業を有利に進められるのだろうか」
このようなお悩みを抱えている方はいるでしょう。
独立や開業は人生の転機にもなることから、慎重に行動する方が多いはずです。
そこで本記事では、独立や開業を目指す際に資格は取得すべきかどうかを解説します。
記事の後半では、独立や開業の際に役立つ「ガラス再生研磨認定講座」についても紹介しております。
記事を最後までご覧いただき、独立や開業に向けてチャレンジしてみてください。
独立・開業の実態について
まずは、日本政策金融公庫が行った「2022年度 新規開業実態調査」を参考に、独立・開業の実態をみていきましょう。
調査の概要
2022年度 新規開業実態調査の概要は以下のとおりです。
- 調査時点:2022年9月
- 調査対象:日本政策金融公庫国民生活事業が2021年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企
- 4,817社(不動産賃貸業を除く)
- 調査方法:郵送によるアンケート(回収は郵送およびインターネット)、アンケートは無記名
- 回収数:1,222社(回収率23.3%)
- 経営形態:個人企業60.5% 法人企業39.5%(開業時)
独立・開業時の年齢について
2022年度 新規開業実態調査によると、2022年に開業した方の年齢は以下のような割合です。
- 29歳以下:7.2%
- 30歳代:30.7%
- 40歳代:35.3%
- 50歳代:19.3%
- 60歳以上7.5%
調査結果をみると、開業した年齢でもっとも多いのが40歳代の35.3%、次いで30歳代の30.7%、3番目が50歳代の19.3%でした。
また開業時の平均年齢は43.5歳であり、2018年度以降は43歳代でキープしています。
経験のある分野での独立・開業が多い
2022年度 新規開業実態調査によると、開業した方のうち98%の方が経験のある分野で開業しています。
さらに、現在の事業に関連する仕事を経験したことのある方が82.9%を占めており、今まで培ってきた経験を活かしていることがわかるでしょう。
なお、管理職経験のある方が64.3%、経営経験がある方が15.4%を示していることから、さまざまな知識を身につけたうえで独立・開業する方が圧倒的に多いと判断できます。
独立・開業理由について
2022年度 新規開業実態調査では、開業理由も明らかになっています。
具体的な理由やその割合は、以下のとおりです。
- 自由に仕事がしたかった:56.6%
- 収入を増やしたかった:47.2%
- 仕事の経験・知識や資格を活かしたかった:44.5%
- 事業経営という仕事に興味があった:35.5%
調査結果から、開業した方の半数以上が今よりも自由を求めていることがわかります。
独立や開業を目指すうえで資格取得は有利なのか?
独立や開業を目指すうえで「資格を取得したほうがよいのだろうか」と悩む方はいるでしょう。
先ほど紹介した2022年度 新規開業実態調査をみると、独立や開業の理由に「仕事の経験・知識や資格を活かしたかった」がランクインしていることから、独立や開業の動機として影響を与えていることが理解できます。
また、40代での独立や開業が多いことも踏まえると、資格取得以外にも、以下の要因が独立を後押ししていると推察できます。
- 経験や実績が豊富にある
- 幅広い業界に人脈を築いている
- 自分の裁量で判断できることが増えている
- 部下ができてマネジメント力も身につけている
つまり、資格取得は独立するための動機の一つとしては成立しますが、資格の取得だけで独立が有利になるわけではなく、大切なことは独立を検討しているその人が築いてきたキャリアにあるといえます。
ただし、キャリアにさらなる付加価値をつけるうえで、資格取得を検討すれば「独立後に権威性が高まる」「顧客からの信頼を得やすい」などプラスに作用するかもしれません。
独立・開業を目指せる資格の種類とは
資格には「国家資格」と「民間資格」の2種類があり、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
ここからは、独立や開業を目指せる資格の種類について解説します。
国家資格
国家資格とは、国の法律に基づいて特定の仕事に従事することを証明した資格のことです。
例えば、以下のような資格が該当します。
-
- FP技能士
- 宅地建物取引士
- 保育士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 社会福祉士
国家資格は、法律によって一定の社会的地位が保証されているため、取得すると信頼性が高まります。
なお、国家資格は法律の規制によって、以下の4つに分類されます。
- 業務独占資格:有資格者以外は携われない資格(弁護士や公認会計士など)
- 名称独占資格:有資格者以外はその名称を名乗れない資格(栄養士や保育士など)
- 設置義務資格:特定の事業によって設置が義務化されている資格(衛生管理者や学芸員など)
- 技能検定:業務知識や技能などを評価する資格
それぞれの特徴を理解したうえで、必要な資格を取得しましょう。
民間資格
民間資格とは、財団法人や社団法人といった民間団体が独自の基準によって能力や知識などを判断したうえ、実力を証明する資格のことです。
例えば、以下のような資格が該当します。
- カラーコーディネーター検定
- ソムリエ
- インテリアコーディネーター
- 販売士
- 医療秘書技能検定
民間資格は国家資格ほどの社会的地位は得られないかもしれませんが、一定の技術力をアピールする際に役立ちます。
「専門的な知識を身につけたい」「特定の知識を深く学びたい」と考える方は民間資格を取得するといいでしょう。
自分に合った資格を選ぶには
独立・開業を目指すうえで自分に合った資格を取得するためには、以下のような点を深く考えてみてください。
- 今までのキャリアを活かせるか
- これから展開していきたい事業はなにか
- 自分にとって必要な知識・足りないスキルはなにか
取得すべき資格の種類は、これまで歩んできたキャリアや将来像によって異なります。
例えば、今までの経験を活かして独立・開業を目指す場合は、現在の仕事と親和性の高い資格を取得するのがおすすめです。
この場合、前職で培った経験を基に権威性や信頼性をより高められるため、キャリアアップもでき、その後の事業を展開しやすくなるでしょう。
完全に未経験の分野で独立・開業したい場合は、その分野の知識を身につけるところから始めなければいけません。
また、先ほど紹介した実態調査においても「経験のある分野での独立が多い」という結果が判明していることから、培った経験と資格取得をうまく活用し、他社との差別化につなげるとよいかもしれません。
ガラス交換なしでガラスの傷や水垢を消せるG,T,O,Sガラス再生研磨認定講座
弊社では、ガラス交換することなくガラスの傷や汚れを修復できる技術を学べる「ガラス再生研磨認定講座」を開講しています。
完全未経験からでも熱意があれば挑戦できます。
またハウスクリーニングや清掃業を営む方にとっては、現在の経験を活かしつつも、清掃業だけではカバーできないガラス傷消しにも対応できるため、競合との差別化も可能です。
まずは、ガラス再生研磨認定講座でどのような技術を身につけられるのかを詳しくみていきましょう。
ガラス再生研磨認定講座とは
ガラス再生研磨認定講座とは、ガラスの表面を「削る」+「磨く」という2つの施工法を組み合わせて行う「ガラス再生研磨技術」を習得できる講座のことです。
ガラス再生研磨技術を身につければ、以下のようなガラストラブルを解決できます。
- ガラスについた頑固な水垢やウロコ
- 誤って清掃時につけてしまった細かな傷
- 紫外線との化学反応で起きる「塩害」
- 酸性成分を長時間放置して生じる「酸焼け」
従来、このようなガラストラブルが起きると、ガラスの交換を勧められていました。
しかし、ガラスを交換すると「ガラスの本体代」「ガラスの輸送費」「交換にかかる作業費」といった多くのコストがかかります。
そのため、お客様はガラスに傷や汚れがつくたびに、費用をかけてガラスを交換するか、そのまま傷や汚れを長年放置してしまうケースがほとんどです。
一方、ガラス再生研磨技術であれば、ガラスを交換することなく新品同様の美しさを取り戻せます。
ガラス交換を必要としないため、ガラス本体代はかからず「現場に向かう交通費」と「ガラスを研磨する作業費」だけで済むため、大幅なコストダウンにもつながります。
つまり、ガラス再生研磨技術を活用すれば、お客様の金銭的な負担を軽減しつつ、ガラスの美しさを蘇らせることが可能です。
なお、ガラス再生研磨業界は、今までの業種や年齢に関係なく、やる気と体力さえあれば参入できます。
前職が掃除屋さんやハウスクリーニング業であれば親和性も高く、事業を展開していくうえで活用しやすいでしょう。
もし、あなたが独立や開業をしたいけれど、どの分野で独立しようか悩んでいるのであれば、ぜひガラス再生研磨業界も検討してみてください。
コーティング技術も習得可能
弊社が提供するガラス再生研磨認定講座では、ガラス再生研磨後に施工するコーティングについても学べます。
ガラスの表面にコーティングを施すと、ガラス傷や汚れの再付着を防止できるため、お客様への価値貢献を最大化できます。
なお、ガラス再生研磨認定講座で技術を習得した後は、G,T,O,S認定加盟店として独立することも可能です。
これまでも多くの方が独立しており、日本全国に加盟店が存在します。
参入はしやすいですが技術職のため簡単ではありません
先ほど、ガラス再生研磨業界はやる気と体力さえあれば参入できると紹介したものの、誰でも簡単に技術を身につけられるわけではありません。
例えば、こちらの動画で紹介している伊藤さんは、配送業からのキャリアチェンジに挑戦されています。
45歳という年齢であることから「失敗できない」「家族を守らないといけない」といった覚悟もあるでしょう。
最初は慣れない技術に苦戦していましたが、諦めずに練習を繰り返すなかでガラス傷を修復する力を身につけました。
これは、ひとえに技術を習得しようと真剣に取り組んだ伊藤さんの努力の賜物です。
弊社ではガラス再生研磨認定講座を通して、独立・開業の成功をサポートさせていただいています。
「独立や開業を目指している」「専門的な技術を習得したい」とお考えの方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
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