取れない汚れ!酸性洗剤でなぜガラスが焼けてしまうのか?

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ガラスや鏡に液体を垂らしたような白い汚れ痕があり擦っても消えない状態。ホテルや旅館ではお客様に衛生面でマイナスな印象を与えてしまう事に。これは、酸性洗剤でガラスの酸焼けが起こり、消せない汚れに見えてしまうのです。今回は、ガラスの酸焼けについてお伝えします。

ガラスの酸焼けとは

外壁塗装で外壁を洗浄する際の酸性洗剤または塩酸といった溶剤や、ハウスクリーニングでお風呂のガラスや鏡に付着した鱗状痕(ウロコ)除去などに使用される洗剤。
この洗剤が完全に洗い流されず付着し、白く焼け爛れた状態を酸焼け(白化現象)と呼びます。酸がガラスの表面を溶かし内部にまで侵食する状態のため、ガラスをいくら拭いてもこの白くなった汚れを消すことはできません。

そのため酸性洗剤を使用した後は、必ずアルカリ洗剤でしっかり洗い流さなければ、窓ガラスや鏡に洗い残した酸性洗剤が太陽の熱により蒸発し白く焼けてしまうのです。

ガラスの酸焼けの対処法


ガラスに酸が残っている状態が長ければ、それだけ酸の侵食が進んでしまいます。
放置することで、より色が濃くなり深いところまで入り込んでしまいます。このような状態に陥ってしまうと、いくら水洗いや洗剤などで洗い流そうとしても消えないため研磨するしかありません。

一般的なご家庭で研磨をすると言えば、100円均一などで簡単に購入できるダイヤモンドパットや硬いブラシなどを使用することが考えられます。しかし、こういった商品では傷を深くし状況を悪化させてしまいます。
それならと、クリーニング業者に依頼するも、ウロコ汚れは長い年月も放置されたことにより、強固着しガラスと一体化してしまっているため除去できない。といった回答や、仕舞いにはガラス交換を勧められ料金請求が思った以上に高くなる状況下に置かれることもあります。

研磨作業をお客様へ提供できるレベルの技術を保有したプロの業者は少ないのも事実です。弊社が行う再生研磨といった技術は、うろこ汚れや酸焼けしたガラスの表面を削りガラスを現状回復させることが可能となります。

まとめ

酸焼けしてしまったガラスは見栄えも悪く、ホテル業や旅館といった景色の良さをアピールしたいのにもかかわらず、汚れでマイナスイメージを持たれてしまってはお客様がガッカリしてしまう事は間違いありません。

弊社が行う講習会では、このうろこ汚れや酸焼けへの対処法を惜しみ隠さずお伝えしております。ワンランク上の技術やノウハウを学びたい方は、無料相談会へお越しくださいませ。

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