ハウスクリーニング業者の深刻な悩みとは？需要はあるのになぜ
ハウスクリーニングの市場規模は、右肩上がりで成長しています。
とあるハウスクリーニングフランチャイズ事業の調査によると、2015年時点での事業規模と比較し、2021年にかけて160%の成長推移が予測されています。
このような背景からハウスクリーニングは成長産業だからと、異業種から転職する方も増え続けています。
確かに需要がある業態でビジネスに参入すれば、売上が見込めると考えてしまうかもしれません。
しかし、元清掃会社で現在はガラス再生研磨事業を担う弊社としては、ハウスクリーニング事業の現実や状況も慎重に検討してからでも遅くはないというのが見解です。
ここでは、なぜハウスクリーニング業への参入を慎重に考えるべきなのか、ハウスクリーニング業者の深刻な悩みと合わせてご紹介します。
これからハウスクリーニング業へ参入を検討されている方はぜひ参考になさってください。
ハウスクリーニング業者の需要について
出典：富士経済ネットワークス
上記は、「富士経済ネットワークス（東京都中央区）」が民泊サービスやハウスクリーニングサービス、家事代行業などの国内市場について統計を取得したものです。
これによると、ハウスクリーニングの需要は右肩上がりに成長し2020年予測では、1,820億円規模に膨らみ多くの需要が見込めると想定されています。
確かに2020年の東京オリンピックに向けて民泊事業者も増加していることや「2025問題」と言って、2025年には団塊の世代が後期高齢者を迎え4人に1人は75歳以上という超高齢社会が到来することから、ハウスクリーニングの需要が増加することに納得です。
一般的に市場が成長している分野には参入の余地があるはずですが、ハウスクリーニング業者に深刻な悩みが存在するのはなぜでしょうか。
ハウスクリーニング業者の明かされない深刻な悩みとは
ハウスクリーニング業界は、右肩上がりで成長中です。
ではどうして、成長産業であるはずのハウスクリーニング業で深刻な悩みが生じているのでしょうか。
ここでは、元清掃会社だからこそわかるハウスクリーニング業の現状も踏まえて解説いたします。
低価格を売りにしたマッチングサイトの増加による価格競争が勃発
ハウスクリーニングは多くの需要が見込めます。
これに目をつけ、近年ハウスクリーニング事業に参入しているのが「マッチングサイト」です。
マッチングサイトとは、自社でハウスクリーニングを行うのではなくオンラインで顧客を集客し、マッチングサイトに登録済みのハウスクリーニング業者へお仕事を紹介する仲介サイトのこと。
マッチングサイトの売上は、お仕事を事業者に紹介したことによる紹介料によって賄われ18%〜20%もの紹介料が報酬として得られます。
これらマッチングサイトの参入により、ハウスクリーニング業界の適性価格を度外視するかのような低価格な料金プランが広まりました。
具体的には、以下の通りです。
| 事業者 | 浴室クリーニング価格 |
|---|---|
| 個人・中小企業 | 16,000～18,000円 |
| ハウスクリーニング | 10,000～14,000円 |
ご覧の通りこれまでの価格設定と最大「8,000円」の価格差が生じています。
これによりハウスクリーニング業者のこれまでの価格設定では、ユーザーからの依頼がほとんど来ないという現状に。
マッチングサイトに登録した場合さらに報酬減という結果も
これまでは個人でハウスクリーニング業を営み、ユーザーからの依頼が安定してあったけれど、マッチングサイトの対等により依頼が激減してしまったといいう事業主もいらっしゃいます。
では、依頼が減少してしまったからとマッチングサイトに登録すれば、どうでしょうか。
さきほどの例を参考に、浴室クリーニングを「13,000円」で登録したとしましょう。
この場合、マッチングサイトへ手数料を20%支払う必要がありこの時点で報酬は「10,400円」。
さらに別途交通費がかかり、上記価格には「浴槽エプロン内洗浄」も含まれている場合がほとんど。
これらを考慮すると、浴室クリーニング1件の手取り報酬が「10,000円以下」という結果に。
さらに、浴室クリーニングにかかる作業時間は、平均して「2時間半〜3時間」かかりますから、1日2件受注したとしても「2万円以下」という悲惨な状況に陥ります。
いかがでしょうか？
これが需要のあるはずのハウスクリーニングの現状です。
もちろんマッチングサイトにも登録せず、独自に集客し多くの成果を上げている事業主も多くいらっしゃいます。
しかし、需要があるから大丈夫と安易な認識で参入すると、このような現状に陥る方も多いのです。
繁忙期は年間6ヶ月が勝負
ここまで、需要はあるのになぜハウスクリーニング業者が深刻な立場に追いやられているかについて、マッチングサイトの対等と低価格競争が背景にあるとお伝えしました。
しかし、その他にもハウスクリーニング業者として独立したものの、思うように売上が上がらない要因があります。
それは「年間6ヶ月しかない繁忙期」です。
一般的なハウスクリーニングの繁忙期は、以下の通り。
＜繁忙期＞
- 2月〜4月末の引っ越しシーズン
- 6月〜8月のエアコンシーズン
- 12月の大掃除シーズン
基本的には、この期間にどれくらい作業できるかが勝負となります。
しかし、繁忙期であっても個人でハウスクリーニング業を営む場合には、1日に受注できる件数も限りがあります。
また、マッチングサイトに登録済みの業者でも口コミによってユーザーからの依頼が左右されてしまうので、繁忙期だからといって一定の受注が見込める保証はありません。
再クリーニング費用は発生しません
エンドユーザーや管理会社からのご依頼で受注し、ご納品したけれど施工側のミスによって不備が発生した場合には、再クリーニングの費用は一切発生しません。
つまり施工する品質によっては再クリーニングが発生し、大きく売上を落とす結果に繋がるのです。
このようにハウスクリーニング市場は低価格かつ参入者が多いレッドオーシャンというだけでなく、繁忙期が限られ品質を維持したまま効率良く販促しなければ売上につながらない大変厳しい世界なのです。
レッドオーシャンをブルーオーシャンに変える集客術とは
ハウスクリーニング業界は確かに需要があります。
しかし、ご紹介した通りマッチングサイトの参入により大きく市場価値は変化しました。
低価格での受注が当然となり、高い品質を保持しながらも、効率よく受注につなげなければいけません。
安易に稼げると考えていた方には大変厳しい現状です。
しかし、全く手がないわけではありません。
たとえば、マッチングサイトだと価格競争に追い込まれレッドオーシャンのまま厳しい競争に巻き込まれます。
であれば他のハウスクリーニング業者が所有していないスキルや集客術があればどうでしょうか？
具体的には以下の通りです。
- SNSを効率よく運用して無料で集客する
- YouTubeを利用してサービスの販促を行う
- 需要があるが供給の少ないスキルを身につける
たとえば、現在普及しているSNSは一部のサービスを除いては無料で集客に使用できますし、2020年から普及する5G通信を想定しYouTubeで動画コンテンツを普及されるのも他のハウスクリーニング業者との差別化に繋がります。
また、需要があるが供給が少ないスキルを身につければ、他のハウスクリーニング業者にはない付加価値で高い集客効果を促しますよね。
これらがレッドオーシャンをブルーオーシャンに変える集客術です。
ブルーオーシャン集客術なら「GTOSガラス再生研磨認定講座」へ
「SNSやYouTubeで効率よく集客する方法なんてわからないし経験がないよ」
「需要がないのに供給が少ないスキルって言われても」
これからハウスクリーニング参入を検討中の方や、現在ハウスクリーニングで苦戦を強いられている方からするとこんな疑問が浮かぶはずです。
しかし、安心してください。
元清掃会社でハウスクリーニング業界にも精通している弊社が開講している「ガラス再生研磨認定講座」で全て習得できます。
たとえば、浴室クリーニングを受注するとお客様から「洗面台の鏡に傷が付いてしまったので消してもらいたい」と言われたご経験はありませんか。
このような場合、ガラスや鏡を交換する以外に方法がなく、チャンスを物にできなかったという事業者が多いです。
しかし、弊社の「ガラス再生研磨認定講座」であれば最短3日間でガラス交換を必要とせずガラスの水垢やウロコ・塩害・深いガラス傷も元どおりに再生するガラス研磨技術を習得できます。
ガラスビジネスは需要があるの？と疑問視される方もいらっしゃいますが、これまでの常識では交換するしか手段がなかった深いガラス傷も一度に再生できる高い専門スキルを要するため、施工できる業者が極端に少ないのが現状。
そう、お気づきの方も多いかもしれませんが、まさにさきほど申し上げたレッドオーシャンをブルーオーシャンに変える集客術なのです。
浴室クリーニングと同時に浴室ガラスの研磨再生も受注できれば、顧客単価がアップしサービスに付加価値を生み出します。
さらに当講座では、ガラス再生研磨に関する知識や技術だけでなく、SNS活用法や動画制作学習についても合わせて習得可能。
これにより同業者は持っていない高いスキルと集客術でサービスに付加価値をつけレッドオーシャンをブルーオーシャンに変えられます。
厳しいハウスクリーニング業界で成功をおさめたい、他の事業者にはない高いスキルを身につけたいという場合には弊社が開講する「ガラス再生研磨認定講座」をご検討ください。
無料相談会にご参加いただけますと、元清掃会社で培った経験を生かし、業界の現状やなぜ当社がガラス再生ビジネスを行っているかなど多くの情報をご共有できます。
相談会に参加されたからといって当講座を強要するものではございませんので、ぜひお気軽に下記のリンクよりお申し込みください。
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